この記事のとおりですが、AIは仕事を奪うのではなく、仕事をつくり、むしろ人類を進化させるものだと個人的には思っています。ただ、進化にはそれ相応の代償のようなものが必要になり、その代償というより、個人的にはチケットは必要になってくるんだろうなと思っています。
AIに奪われたくなければ思考し続けろ
よく言われることではありますが、そのチケットとは、ズバリ!思考。”人間は考える葦である”というのは、有名な言葉ですが、考え続け、挑戦し続けることが人間にあってAIにないもの。Google翻訳がすごいという話を以前書きましたが、その後も色々翻訳に投げてみると正直まだまだだなと思ったりするわけです。その理由は、ご自身で試してみてください。
この記事で書かれている”AIer”という職。この職はたしかに必要になってくると思いますが、この職の技能って“ノウハウ”のことだと思っています。AIは“経験”や“体験”というものがないので連想があまり得意ではありません。言われたことやマニュアルは完璧にこなせるのですが、それ以上のことができない。あってるかどうかわかりませんが、仮にドライブスルーの検知システムをそのまま延長したとしたら、自転車で来る人に反応すると同時に犬や大型動物にも反応してしまう可能性もあります。
そうなるとこれは参ったとなるから、間違いは何だ?赤外線を通過したら反応するのではなく、場合によっては熱感知が必要なのかや、センサーが1つではなく2つ3つ必要で、身長を検知するのか、それとも画像認証するのかと考え、プログラムしなければならなくなるわけです。
なんて書き方をすると、話は非常にチープになってしまいますが、要は間違いに対して間違いだよと指摘する必要があり、その間違いを正す方法を考えないといけないわけですね。これが“ノウハウ”であり、“AIer”の職能。
AIerに必要なこと
だから誰でも出来るし、穿った見方をすると多くの人にはできないこと。特にマニュアルに浸かりきった人たちには非常に難しいことで、そういうことができない人というのは、やっぱり仕事は奪われるんだろうなと思うわけです。
でも、考えてみてください。それって本当に難しいことですか?
日頃から物事に対して何かを考えたり、感じていたらきっとこんなことはいともたやすく出来るはずです。今一度、自分の仕事が奪われることを恐れるよりも、自分には何が出来るのか、何がしたいのか考えることが大事なのかもしれませんね。
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