
映画『 エクスマキナ 』はご覧になられましたか?ざっくりとストーリーを言うと、ジョブズの様な超天才の大金持ちが、誰にも知られない自分の島の研究所でhumanoidを作り、その完成度を高めるためそのhumanoidとコミュニケーションを取れそうな人間を選び、humanoidの成長を研究するという映画です。
と、ざっくりとネタバレしない様にいうと、全くもって面白くなさそうなお話で、SF好きの方からしたら定番のストーリーではありますが、昨今のAIの進化速度やロボット技術の発展を見ていると、どこかにもうあってもおかしくないかもなんてことを思います。
むしろ世の中に出て来る頃には、私たち人間を遥かに超越した存在として現れるのだろうなぁ…と、humanoidに対して、私たち人類はどういう進化を目指すのだろうなんて妄想に耽る次第であります。
人類の進む道『攻殻機動隊』
SF好きの方からしたら何を今更の話ですが、『攻殻機動隊』の世界はまさに私達人類の進む先。10年ほど前手にした頃はいつかの未来でしたが、年々具体化されていくテクノロジーに感嘆するばかりです。光学迷彩やARコンタクト、高性能義手や義足、脳に電極を繋ぎ電気信号で肉体を動かす。そんなついこの間まではウソだったようなニュースがここ1年次々とあげられ、まるで現実も虚構の世界のような錯覚に陥ることがあります。
コミュニケーションロボットの必要性
エクスマキナに出てくるような人形コミュニケーションロボットは、すでに幾つか発表されており、AIの進化に合わせて”心”のようなものは次第に形成され後は、人間的表現を身につけるだけでいわゆる”不気味の谷”は、すぐにも乗り越えられるのだろうと思います。その先で私たちはコミュニケーションロボットを必要とするのでしょうか。
個人的な感想としては不必要。今現在は萌系アニメや2次元女子などバーチャル彼女のような話題を見ることもありますが、まだまだそれはニッチな話だし、倫理的教育感の面も強く”人間”というあり方を是とする傾向はより一層加速するのではないかと思っています。
まぁ、なにより一般家庭が高性能のhumanoidを手に出来るようになるには10〜20年単位の時間がかかるだろうし、その頃の社会情勢もわからないのでなんとも言えませんが、現実的に考えると一部の人のマニアックな玩具で終わるのだろうなという気がします。
人形ロボットは生まれない
という理屈で考えると、AIの未来の姿は恐らく人形ロボットhumanoidではなく、もっと日常に特化した存在になるんじゃないかなと思いますが、私は当然humanoidも作れるわけもなく、プログラミングさえもできないのでこんなお話はただの妄想に過ぎませんが、AIを使ったサービスに関わっているとこのような声を伺う機会も多いので、私的な内容とはなりましたが個人的な見解をエクスマキナの話から飛躍して綴らせて頂きました。
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