AIで英会話、ここまで進んでいる英語学習サービスの実態

一口にAIで英会話と言っても色んな使い方があるようです。

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AI(人工知能=Artificial Intelligence)と会話をするって何か新しいイメージを持ちますよね?
昨今ではSoftBankさんが提供しているPepperなどがとても分かりやすいAIの典型例でしょうか。
実際に店頭で活躍しているところを見ると、だいぶAIも世の中に浸透してきているんだな〜と実感してきますよね。将来的にはシンギュラリティ(技術的特異点)といって、AIが人間を支配するなんて怖い話も出てきますが、これからの開発の方向性次第でAIは人間にとって大きな課題を解決する役割をもたらしてくれるものと信じていますし、その可能性にワクワクしてしまいます。

AIが世の中に貢献してくれるものの一つとして、英会話学習も忘れてはいけませんよね。最近ではアプリやWebサービスでもAIを使ったサービスがたくさん出てきています。AIと自然に会話をしていくものや、学習進捗・理解度に応じた出題をAIで管理してくれるサービスなど、一口にAIと言っても様々なサービスが出てきています。今回はその中からオススメのAI英会話学習サービスをピックアップしていきたいと思います。

Weblioが提供するAI英会話 ナンナ

https://chat-robot.weblio.jp/

誰もが一度は使ったことがあるのではないでしょうか?英文を読んでいて分からない単語や熟語が出てきた時に検索すると必ず出てくるのがこのWeblio英和・和英辞典。例文もたくさん出てきて非常に使える無料サービスですね。そのWeblioからリリースされたのがAI英会話ナンナです。現在はPC版、iOSアプリともに無料サービス期間中です。登録なしで利用できるのは最初の一回のみで、2回目以降は無料ユーザー登録を求められます。
内容は海外旅行(5個)、ビジネス(2個)、日常英会話(初級〜上級まで18個)のシチュエーションでシナリオに合わせた英会話方式と、全くのフリートーク形式になります。
AIとの会話はマイクを使った音声認識方式と、キーボードで入力して回答できるパターンもありますので、街中やカフェなどで声を出して学習するのが恥ずかしい方にはキーボード入力もオススメです。
AIの特性を生かした会話は魅力的でした。だけど、シナリオ形式ではどんな回答を入力しても会話が勝手に進んでしまうジレンマも若干ありました。例えば「天気」について話すシナリオだと「Do you watch the weather forecast?」と聞かれますが、こちらの答えを適当に入力しても、それに対する回答はなく、次の質問に普通に進んでしまいます。ちなみに次に出てきた質問は「Do you like Japan’s four seasons?」です。自分の回答に対する相手の答えまで自然と判断し、会話になるようになるにはまだ時間が掛かるのでしょうか?

様々なキャラクターと会話ができるAI英会話 Speak Buddy

https://itunes.apple.com/jp/app/ai-ying-hui-hua-speakbuddy/id1129621266?mt=8

既存の英会話学習に限界を感じている方や、ネイティブ相手にはまだ早いと感じている方にオススメのアプリがAI英会話 Speak Buddyです。こちらもAI英会話 ナンナと同じく様々なシチュエーションが用意され、シナリオベースで英語による会話が進んでいきますが、構成が若干違い、回答を2択で答えていくというものです。例えばタクシーに乗るシチュエーションでの会話です。
「 Taking taxi is a common situation, don’t you think?(タクシーに乗る機会が多いよね)」という質問が出てきます。

これに2択の回答がこちら。
1.「Taxi? Ever heard of Uber?(最近はUberだから不要)」
2.「Yes, definitely. Let’s practice that.(そうだね。タクシーでの会話を練習しよう)」

これがSpeak Buddyの特徴で、質問に対する回答が2択になることで、正しいと思われる回答と、ちょっとピントがずれている回答の2種類が出てきます。例えば上記で1番を選択してマイクを使って発声すると、音声認識でちゃんと言えているかどうかを判断してくれるんです。で、本来であれば2番の方が文脈には合っている回答なので、AIキャラクターのご機嫌が斜めになったりするんです(キャラクター右側のパラメーターが不機嫌モードに変わっていく)。

特に英語を学び始めている段階でよくありがちなのが、日本人が思っている常識との乖離が発生してしまうこと。こちらが良かれと思って言った言葉でも、文化や常識の違う相手には「?」となってしまったりしてしまうもの。Speak Buddyではそう言ったカルチャーや考え方の違いなども上手く取り入れていて、より良い会話に発展するにはどちらを選べば良いかといった特殊なシナリオモードを採用しています。
自分の回答が本当にこのシチュエーションや会話の流れに沿っているのかが分かるのは本当にありがたいです。

TOEICスコアアップに特化したAI英語学習プログラム Cooori

https://www.cooori.com/

アイスランド発の人工知能を搭載した次世代型クラウド学習システムとして、教育業界では結構有名なサービスです。ただ残念ながら、以前は個人向けも行っていたと思うのですが、現在は法人向けに特化しているようですね。
”コーリの語学学習システムは、業界初である「学習体験をパーソナライズする人工知能」を搭載しているので、従来の英語学習とは違い、個々のユーザーが確実に上達していくプロセスが実感できます。”

個人が英語のレベルは決して横並びではなく、学習の進捗度や理解度も人によって様々。コーリはそういった特性を踏まえ、学習者に最適なプログラムをAIの力で提案してくれるというサービスを謳っています。TOEICのスコアアップに必要な学習時間は100UPさせるごとに200~300時間は必要と言われていますので、こう言ったAIのプログラムを使ってスマートに学習を進めていくのも一つの手ですね。

いかがでしたでしょうか?
AIと一口で言っても色々なサービスが出てきていますよね。
将来的に人間は言葉の壁をAIで越えられるようになるのかは分かりませんが、AIを使った英会話学習はこれから益々発展していくことでしょう。また次回もAIを使った英会話サービスを紹介していきたいと思います。

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shogo

帰国子女にして苦手な科目が英語。外資系企業での英語受難を耐え忍び、自ら英会話コンテンツをプロデュースし、アプリをリリースした経験を持ちます。自称、英語ができない人の気持ちが一番分かってるリアル英語学習者。

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